丸ズッキーニ(パッネーロ)


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                   農産物直売所で発見。

      ↓『大どろぼうホッツェンプロッツ』に出てくる、カスパールのおばあさんが作るかぼちゃ。
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魔法を使えるシュロッターベック夫人の飼い犬のヴァスティ(魔法をかけそこなってワニの姿になっている)は、

水晶玉と、カスパールのおばあさんのかぼちゃを取り違えて騒ぎを起こす。

ヴァスティは菜食主義のワニ犬で、カスパールのおばあさんのかぼちゃを気に入っている。

水晶玉はそのかぼちゃにそっくりなのだ。

そのかぼちゃは、おばあさんが「ぎりのおばさんの秘密の栽培法にしたがって」作った特別なかぼちゃ。

そのかぼちゃの味は…



「うん、」と、カスパールはいいました。

「外がわはスイスチーズーそして中のほうは、酢漬けのニシンまきのあじがするよ。」

おばあさんは、おどろきました。

「あわだてた、生クリームのあじがしないの?」と、おばあさんはさけびました。

「そして、ラズベリーシャーベットのあじがしないの?」

「しないですよ。」と、ゼッペルが言いました。

「それじゃ、わたしが肥料をやるのをまちがえたのにちがいないわ!」


(『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる』 プロイスラー作 中村浩三訳 偕成社)



子どもの時読んで、なんておいしそうなんだ!と、思うと同時に、ハテナ?とも思っていた。

「水晶玉と取り違えるかぼちゃ」って?

かぼちゃと言えば、「仲良きことは美しき哉」の挿絵のかぼちゃのイメージ。水晶玉とは程遠い。

挿絵ではメロンのようだが。

ハテナ?を引きずってこれまで生きてきたが、「かぼちゃ」、多分このズッキーニの事ではなかろうか。

初版は1975年で、その当時ズッキーニは日本で見かけられなかった。

訳者の中村さんは困って、味が近い「かぼちゃ」と訳したのではなかろうか!フンガ―‼


…まあ、真実は定かではないが、夢の「かぼちゃ」に出会えてうれしい。

「廣川よね子」(生産者記名)さん、ありがとう!


中身は、生クリームとラズベリーシャーベット味であることを祈る。
by watanabeyukow | 2014-07-07 21:34 | Diary


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